かつて生協にいちごを卸していた頃、会員さんからたくさんの感想が寄せられました。ある時「いつもの味ではない」という指摘があり、それが村田農園の土づくりの原点になっています。 コクのあるおいしさをいつでも安定して作り出すために。改良を重ねてきた畑の土は、村田農園の宝ものだといいます。

一流パティシエからの期待、高級フルーツ専門店の厳しい選別の眼にも鍛えられ、どんなに小さな課題も決して見過ごさずクリアしていく。その徹底したプロ意識が、村田さんのいちごを別格のものへと進化させてきました。

ルビーのように赤くハリのある果肉。口に入れると甘さと香りと爽やかさが一気におしよせ、その濃厚さには圧倒されます。「村田さん家のいちご」と称されるこの味は、人との出会いの賜物です。

農作物を商品として客観的に分析する視点や、地域全体を盛り上げていこうとするオープンマインドが共感を集めています。多くの仲間、協力者とともに、匠の会を牽引していくリーダーの一人です。