GASTRONOMY, LANDSCAPE,
LIBERAL ARTS

BE FOOD.

MEISTER

鬼澤食菌センター 鬼澤 宏さん

ブルーライトに照らされた実験室のような空間。このクリーンな環境で育てたブナシメジを、日に5,000株出荷しています。 同じブナシメジでも菌の種類はいくつもあり、それぞれに特徴が異なります。鬼澤食菌センターが目指すのは、色、形、味の良さが三拍子揃っていること。気持ちのよい歯触りもたいせつにしています。

キノコの中でも生育に時間がかかるといわれるブナシメジは、瓶に詰めた菌床を培養室で約90日間、発生室で約20日間、4ヶ月近くかけて育てます。温度、湿度、光の当て方など、細かな条件の違いが仕上がりに差をつけるので、その見極めがたいせつです。

品質の高さと安定した生産能力が認められ、2014年には北関東初の「ローソンファーム」に指定されました。コンビニ大手のローソンと鬼澤食菌センターなどが出資して設立した農業生産法人「ローソンファーム茨城」という看板も掲げています。