代々の屋号「長右衛門」を引き継ぐ17代目。幼少期より自ら畑を手伝い、食卓の話題も農に関することでした。遺伝子レベルで農業が身についているのか、鉾田の土をよく知っています。

虫害を避けて冬季のみ生産する無農薬ベビーリーフをメインに、春はメロン、夏はトマトやパプリカ。ハラペーニョやさつまいもなど、四季折々のものを作っています。今後も取扱い品目はその時々に合わせて変化していくものと思われます。

より良いもの作りに向けて試行錯誤し、農業をとりまく環境整備へのチャレンジをしてきました。地域や職業の枠を超えてさまざまな人と交流する機会を増やし、新しいことを取り入れていく。そのポリシーは18代目の息子さんにも受け継がれています。

人望が厚く、町議会議員や市議会議員を歴任。一農業人としてだけでなく、広い視野で農業の未来、地域全体の発展を考える姿勢が、匠の会の代表たる所以です。