GASTRONOMY, LANDSCAPE,
LIBERAL ARTS

BE FOOD.

MEISTER

山一ファーム 石田 和徳さん

メロンが作れるのは一年に一度だけ。1つの苗から2本のツルが出て、それぞれに2玉だけを厳選して栽培しています。それ以外に特別なことは何もしてないと笑いますが、先代からの50年来の栽培経験をもとに、基本を守り、ゆっくりでもいいから丁寧に、間違いのないようにということは肝に銘じているそうです。

海岸に近いこの辺りは日当たりが良く日中はぽかぽか陽気でも、冷たい海風が吹くと急激に温度が下がります。メロンにとって快適な環境を保つために、天候、風向き、気温が変化するたびに、日に何度もハウスに通い、風の入る向きや窓の開け具合を調整します。するとメロンは大きく、甘く、美しくなって応えてくれるのだそうです。

目指すところは1個の価値を上げること。糖度で言えば、16度から18度以上のものしか頭にありません。 そして鉾田のメロン産業がより良く長く継続していくために、健全な経営を維持し、メロンで潤っている姿を示していくことが、これからの役目のひとつであると考えています。